サンサーラ、どんな映像にでも合う説
サンサーラ。文字だけを見てこれが何なのか分かる人はそんなに多くないと思うけど、曲を聴けば知っている人が多いと思う。ということで早速聴いてみてほしい。
そう、言わずと知れたフジテレビの名物番組「ザ・ノンフィクション」の主題歌だ。細かすぎて伝わらないモノマネ選手権のネタで知った人もいると思う。悲しさや寂しさがありつつも、たゆやかな名曲だ。
この「サンサーラ」が色々な映像に合うことに最近気が付いた。この前見た「ザ・ノンフィクション」の整形シンデレラ回が面白かったのもありハマっているのだけど、気まぐれで友人の結婚式のスピーチ動画に「サンサーラ」を重ねたら、結婚に至るまでいろいろな苦労があった雰囲気が勝手に醸し出されて感動が倍増したのだ。その友人は実際に苦難を乗り越えて結婚に至っているのだけど。映像だけでなく写真のスライドショーに合わせてもいい感じだった。
そんなわけで調子に乗って「サンサーラ」を掛けながらYouTubeで動画を色々と見てみたら「サンサーラ」が合う映像が思ったよりも多い。お笑いやかわいい猫、アイドルのPV、ニュースなど人や動物が出てくる映像にはなんか合うのだ。ザ・ノンフィクションの主題歌であることが、物語を勝手に補ってくれるので否応なしになぜか”ザ・ノンフィクションっぽくなる”のが理由だと思っている。中孝介版が万能なのだけど、瀬川あやか版は女性の映像には向いていてより明るい印象が出る。宮田悟志版はギターの音色や歌い方にやんちゃさが出ているので若い男性の映像に合う。
これはすごい発見をしたのではないか、どんな映像にも合うのではないかと思っていると、明らかに「サンサーラ」が合わないものもあった。まずスポーツや特技のスーパープレイ、ダンスなどなど。往々にしてスピード感があるので「サンサーラ」のリズムと全く合わないのだ。そして何より元々の映像があまりに”ザ・ノンフィクションっぽく"ないのだ。そりゃそうなんだけど。
というわけでタイトルの説はあっさり否定された。「サンサーラ」はスピード感がない動画には大体合うという雑な結論にしておきたい。
実は「サンサーラ」以外にも、「阿修羅のごとく」でお馴染みの「ジェッディン・デデン」も色々な映像に合うのではないかと思っている。「ジェッディン・デデン」のすごいところは、曲自体に力強さがあるからかスピード感があるものにも合うところだ。何がすごいのかもはや分からないけれど。「阿修羅のごとく」のイメージのせいか人間を映した映像にもとても合う。
結論:BGMってすごい。
フジテレビ ザ・ノンフィクション まりあのニューヨーク 死ぬまでに逢いたい人
- 作者: フランキ・マリア・さわの
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/09/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2004/06/25
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (127件) を見る