ゲインオーバー

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蒸留所で聞いたウィスキーの飲み方について



GLENGOYNEというウィスキー蒸留所がスコットランドにある。昨年の春にグラスゴーに行く機会があり、ここの蒸留所ツアーに参加した時に教えてもらったのがウィスキーの飲み方について少し。

年数が古いから良いとは限らない

良いウィスキーには年数がある。10年ものとか15年ものとかいった具合なのだけど、これはあくまでも寝かせた年数を示すもので、必ずしも長く寝かせたから美味しいわけではないそうだ。(ただし年数とともに希少性は上がるので値段は高くなる)

曰く「どれが口に合うか」、それだけのことらしい。どういうウィスキーが好きなのかは人によって異なる。だからたくさん飲んで自分の好みのウィスキーを探せばいい。なるほど蒸留所の人が言いそうなことではあるが、これはウィスキーに限らず全ての食事や飲み物について言えるのかもしれないなとその時はとても納得した。

ツアーの中では実際に寝かせた年数が異なるウィスキーをそれぞれ飲み比べる機会があったのだけど、年数による味の違いはあるものの比較して美味しさを判断するのは確かに難しくて、自分の好みをきちんと把握するのが大切なのが身をもって分かった。そこで飲んだGLENGOYNEに関して言えば、年数が異なるものは全くの別物だった。

ちなみに私はほどほどにスモーキーで、穏やかなシングルモルトが今のところ好き。

どう飲むか

年数は人の好みという説明だったが、飲み方については明確に教えがあった。

常温でストレート、あるいはほんの数滴の水を垂らして飲む。以上。

「炭酸とかコーラで割る飲み方をする人も居るんだけど、そういう風に飲まれると私たちは悲しい」確かそんな言い方だった。舌に触れた瞬間に感じる味と、そこから広がるスコッチの芳醇な香りを楽しんで飲んでほしいそうだ。私自身はコーラハイも嫌いではないのだけど、悲しいと言われるとさすがに気が引ける。元より良いウィスキーで作る気はないのだけども。

それから理由は忘れたけど、飲む前にグラスを温める必要はなく、チェイサーの水はお好みでだそうだ。

いつ飲むか

ウィスキーと聞いてイメージするのは、バーのカウンターや暖炉の前でウィスキーだけを飲む光景なのだけど、食事にも合うということを教わった。ステーキにも、魚にも合うからワインの代わりに試してみてほしいということだった。

蒸留所で食事の機会はなかったのだけど、戻ったホテルのレストランでローストビーフとウィスキーを頂いた。

私自身は食事中に水分を多めに摂る人なのでストレートよりもハイボール、せめてロックの方が合うなとは思ったが、ウィスキーというのも悪くなかった。ただウィスキーの香りによっては合わない料理も出てくる気がする。このあたりもどれが合うかを自分で探すべきなのだろう。

GLENGOYNEの蒸留所ツアー

スコットランドには無数の蒸留所があり、見学ツアーも多く開催されている。

今回GLENGOYNEを選んだのはグラスゴー市内から車で40分と、それほど遠くないという理由から。ホテルで観光タクシーを半日お願いして、蒸留所の他に海辺も案内してもらって非常に満足できる観光となった。

解説はスコットランド訛りの英語だけど、相手も観光客相手に話してくれるので英語が分かれば十分理解できると思う。Webからも予約出来るのでグラスゴーに行くついでにウィスキーの蒸留所も見学したい人にはおススメ。

www.glengoyne.com