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ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

【食レポ】パリのリヨン駅にオープンした駅弁屋に行ってきた




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パリのリヨン駅構内にオープンした、駅弁屋さんに行ってきました。リヨン駅は東・南フランスへ行くTGVの発着駅で、バスティーユのさらに東側に位置しています。メトロの1番線・14番線が走っているので、中心地からのアクセスも良いです。

仮設店舗のようですが、どこか寺社仏閣を思わせる木目調の外観で、日本らしさがフランス人にも伝わりそうです。こんなテイストのお洒落スタバがどこかにあったような。それはさておき、お昼過ぎだったからか、短いながらも行列ができていました。
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本来は昨年オープン予定だったそうですが、テロの影響で延期になりこの3月から4月末までの開催となったそうです。パリに行く機会のある人は、駅弁を食べに足を運んでみるのもありかもしれません。

JR東日本、グループ会社で駅弁販売を手がけている日本レストランエンタプライズが出店した駅弁屋ということで、これは間違いなく日本の味が楽しめるはず!ということで、食レポです。

お弁当の種類は5種類。お値段8ユーロから

用意されているお弁当は5種類です。パリ・リヨン弁当、幕の内弁当、日本のおもてなし弁当、おにぎり弁当、助六寿司の5つ。メニュー写真はこんな具合でした。さらに、水と並んで日本のペットボトルのお茶も売られていました。
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枝豆がむやみに使われていたり、盛り付けが適当だったり、ということもなく、写真を見るだけでもこれは本当の駅弁だと分かります。

値段も8ユーロ(約1,000円)、13ユーロ(約1,600円)、15ユーロ(約1,900円)で、日本の駅弁と比較したら割高なのは当然ですが、現地での日本食価格を考えると決して高くない設定になっています。

今回は、幕の内弁当とおにぎり弁当を食べましたよ。ちなみに、おにぎり弁当はリヨン駅近くの公園で、幕の内弁当はロンドンへ帰るユーロスター車内でいただきました。ユーロスターで弁当広げると、まるで東京・京都間を新幹線で移動しているかのような錯覚に陥りますね。

おにぎり弁当は懐かしさを感じる見た目と味

炊き込みご飯おにぎり、おかかおにぎり、鮭おにぎり、きんぴらごぼう、エビフライ、ポテトフライ、唐揚げ、パプリカ、漬物。
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見た目からして、これは日本のお弁当ですね。写真詐欺じゃなかった!

おにぎりのお米は少し柔らかいものの、味には問題ありません。ほんのりした味付けで、炊き込みご飯おにぎりも美味しいです。付け合せのエビフライや唐揚げも、少しふやけてしまったけれど冷めても食べられる、お弁当っぽい味でした。

正直なところ、きっと味は微妙なんだろうなと思って食べ始めたのですが、違和感を覚えることなく普通に完食しました。近年の日本の駅弁は美味しいので流石にそれには及びませんが、近所の商店街にある小さなスーパーやお惣菜屋さんで買ったおにぎり弁当を想起させる味わいです。

幕の内弁当はおかずがたくさん。見た目も綺麗

煮た栗が載ったご飯、炊き込みご飯、きのこが載ったご飯、ひじき・鶏肉・パプリカ、えび・きのこ・ピーマンの天ぷら、きんぴらごぼう、串に刺さった田楽豆腐、煮物、卵焼き、焼鮭、どらやき。
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幕の内弁当の名に恥じないおかずの多さです。一品一品の量は少なくて、一口二口で食べられるのですが、おかずが多いと食べるもの楽しいですね。見た目も綺麗。

串に刺さった田楽豆腐は田楽の味が薄くて味気ない上に、こっちの豆腐の味なので微妙でしたが、その他のおかずは気になる点もなく美味しく食べられました。またしてもツッコミどころが少なく、食レポとしては失格であり落第です。アレな日本食に比べると本当に日本の味を感じるので、なかなかツッコめないんです。。。

焼鮭も小さいながらしっかり味がしましたし、煮物もいい塩梅でした。野菜多めのおかずの組み合わせも悪くありません。ご飯がおこわだったのは、個人的に嬉しい点で箸が進みましたね。デザートのどら焼きは駅弁としては珍しいですが、こっちの日本食屋では見かけるデザートなのでフランス人にも馴染みがありそうです。

お弁当の中身に関しては現地生産をしているそうですが、日本の味をよく再現できていて驚きます。割り箸にちゃんとお手ふきが付いていて良かったです。それから、弁当の小分けに使われるこれに「プラ」の文字を発見して、懐かしさを覚えました。
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今回は期間限定オープンということですが、今後の展開に期待したいところです。こっちの人はサンドイッチを軽く食べる程度で、電車内で食事を摂るという発想が希薄な気がするので、電車内でしっかり食事を摂るという文化も含めて今後海外に発信していければ、駅弁がもっと広がる日もそう遠くないのかもしれません。