ロンドンでミュージカルを観るなら劇場窓口ではなくTKTSでチケットを買おう
ロンドンの観光と言えば、ミュージカルということで訪れる方も多いかと思います。ロンドンの中心地のSOHO、Shaftesbury Ave沿いには多くのシアターが並んでいて、夜になって各シアターの看板が輝く光景はとてもフォトジェニックです。
ミュージカルの言語はもちろん英語ですが、ミュージカルはストーリーが予め分かっていればセリフや歌詞の意味するところが分からなくてもOKですし、歌とダンスは観て聴いて楽しめます。なので、せっかくロンドンに来たんだから観ようというのもありだと思いますし、良い思い出になるでしょう。
さて観ようと思ったらまずはチケットを手に入れる必要がありますが、そのチケットには買い方があります。劇場の窓口では買わずに、TKTSに行きましょう。
TKTSとは
公式サイトの説明によれば、ロンドン劇場協会の手によって1980年から公式の半額チケットショップとして始まり、現在でもミュージカルチケットの公式な割引店として活動を続けています。(今は、必ずしも半額にはなっていないようですが)。
つまり、チケットが定価よりも安く手に入る!しかも公式なディスカウント店なので、道端の金券屋のようなチケットショップで買うよりも安心感があります。これは行くしかありません。
TKTSがあるのはLeicester Squareの真ん中にある公園の南側です。Leicester Square駅のExit 2を出て右に曲がり、Hippodromeの角をさらに右へ折れてしばらくまっすぐ。公園の中を進むと噴水の向こうにTKTSのブースがあります。駅出てから5分もあれば着くと思います。
チケットの買い方
ブースの脇に液晶パネルがあってその日に売られているチケットが表示されます。ただ、このブースは確か当日分のチケットしか表示されないので、翌日・翌々日のチケットを買いたい場合は、ブースに行く前にWebサイトを見ておくと良いです。
表示されるOur Priceが売値で、Theatre Priceが定価です。物によってはOur Priceの方が高いものがありますが、人気公演で劇場窓口でもチケットが売り切れているケースだとこのようなことが起きるそうです。
ちなみに、ミュージカルは曜日によって演っている公演が異なります。特に、日曜は有名作品がやってないので要注意です。それからTKTSにチケットが回らない公演もあるみたいですので、いずれにしても要確認です。
さて、買いたいチケットが決まったらブースで以下の項目を告げます。
- 演目のタイトル(例:Les Miserables)
- 演目の時間(例:19:30)
- 複数値段表示がある場合は、値段(例:40ポンド)
- 枚数(例:2枚)
演目によっては昼の部と夜の部のチケットが出ているので、どちらのチケットが欲しいかを伝える必要があります。それから、値段の表示が複数ある演目もありますが、座席のランクで値段が分かれているので指定しましょう。
概ね、安いものが後ろか端の席、高いものが前か中心の席となっていますが、二階席がある劇場の場合は細く価格が分かれている場合があります。もしも気になる場合は、違いを聞きましょう。
支払いは現金もカードも使えますが、JCBは使えなかったような気がします。そもそもロンドン市内でJCBを使えないところ多いのですが。。。
無事に購入が完了するとやや大きめのチケットをゲットできます。後はこれを持って劇場に行くだけです!
どうしても良い席で観たければ事前にWeb予約
演目によってはTKTSでも良い席の券が買えるのですが、TKTSに回るのは基本的に直前まで余ったチケットだけですし、細かい座席指定はできません。なので、オーケストラピットの前が良い、ど真ん中の席で観たい等の希望がある場合には事前に予約しておくのが無難です。
どちらも英語になりますが、「London Theatre Direct」、「Ticketmaster」でWeb上での予約ができるので、出発前に予約してチケットをプリントアウトして持っていけば大丈夫です。
注意点としては上記のサイトで予約すると料金は基本的に定価になるので、TKTSで買うよりも高くつきます。TKTSがとてもお買い得なだけなんですけど。
TKTSを使ってお買い得にミュージカル
というわけで、TKTSについて書きました。
ミュージカルにこだわりはないけど観てみたい、観たいものは決まってるけど席はどこでも良いという人にはうってつけのサービスです。ロンドンでミュージカルを観る際はTKTSでお得に観劇しましょう。