ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

ジョジョノベライズを読んで



JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVENJOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN
西尾 維新,荒木 飛呂彦

集英社
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感想

第三部で承太郎達がディオの屋敷に行くまで、つまり第三部全体の間にディオが記した手記という体裁で書かれています。1部の回想あり、3部の戦いについての見解あり、6部につながる天国への行き方もありと時系列は縦断的な内容でした。 感想を一言で言うなら、「つまらなかった」。

時代を縦断的に描く中で、DIOの行動の裏にあった考えも示されていて、なるほどこういう解釈もあるのかと思うところもありました。 が、西尾維新の小説と違ってジョジョは整合性が取れている、ロジックの物語では決してないというのが個人的見解なので、無理矢理筋を通すように補完されても全く面白くないなあと。 時止め合戦を筆頭にスタンドバトルにおいてのロジックはあると思うのですが、それも結局は凄みで乗り越えていくのがジョジョらしい面白さだと思っています。そんなわけで読んでいて盛り上がらないまま読み終わってしまいました。 前の『恥知らずのパープルヘイズ』では原作のキャラ、正確付けの範疇でフーゴが生き生きと動いている、荒木飛呂彦の描いた元々のキャラがそこにいるからジョジョファンとして楽しめ、『OVER HEAVEN』は西尾維新なりのDIOであって、原作のDIOと離れている気がするから楽しめなかったのかなと思います。 Amazonのレビューでも否定的な意見が多いのですが、評価の分かれ目は何を求めているかなのでしょうか、やはり。 というわけで、物語展開、原作ジョジョの世界を求めていた僕には合わない内容でした。舞城王太郎に期待します。

タマフル風に無理やりオススメするなら、「DIOについての新たな解釈を読みたい人にはオススメです」と言ったところで。

恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-
上遠野 浩平,荒木 飛呂彦

集英社
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