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『宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術』を読んで



宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術 (朝日新書)宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術 (朝日新書)
宮本恒靖

朝日新聞出版
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サッカーにあまり縁がなかったもので、試合を観ていてもルールこそ分かるものの、人並みに楽しめてないなあと長年思っていました。

というわけで、この新書を手にとってみたのですが。。。

ボールを観るな ゾーンを観ろ!

新書の帯に、ツネ様の写真とともに「ボールを観るな ゾーンを観ろ!」とあるのですが、この本で言うところの観戦術はこの言葉に集約されます。

「ボールを観るな」というのが、この本の主張のほとんどで、ゾーンを観たり、ボールを持っていない選手の動きに注目することで観戦がワンランク上になるということのようです。

それから、ピッチを4つのゾーンに分けて解説しているのが初心者の僕的にはなるほどねえという感じでした。

自陣のゴールから見て、約25メートルくらいが、ゾーン「①」。そこから前の約40メートルが、「②」のゾーン。このゾーンは一番広く、ペナルティーエリアの先から、ハーフウェーラインを超えて、10メートルくらい敵陣に入ったところまで伸びます。次がそこから、相手陣のペナルティーエリアの手前までの25メートルくらいのゾーン「③」。最後が、相手陣ペナルティーエリアにかかる直前から、相手ゴールまで。これがゾーン「④」ということになります。

サイドバックボランチがどういう状況でどのゾーンに居れば、攻撃的あるいは守備的で良いのかということが書いてあって、それぞれのゾーンがポジションの動きと関係があるんだろうことは、何となく分かっていたのですが改めて説明してもらえると理解の上で助かります。

それからコーナーキックやPKなど細かな場面での見方もページを割いてくれています。

今の選手についての宮本の解説

こうした観戦術の他に、個別の選手についてのプレイの解説が後半は続くのですが、選手の前情報が全くない僕にとっては取っ付きにくい書き方でした。

香川がどうとか本田がどうとか書かれる件になると過去のJリーグ選手だったりが出てきて、途端にテンションが変わります笑

前半部分の観戦術についてはサッカーがよく分からない僕のような人に向けてる感があるのですが、こうしたところになるとサッカーがある程度わかっている人に向けてるのかなと。

ただ、サッカーが好きになるとここで出てくるような話を楽しむことになるんだとも思うので、この部分の楽しさが分からないとなるとまだまだサッカーを楽しむには遠いというところですかね。

ロンドンオリンピック予選がこの夏もまだまだあると思うので、ボールだけではなく全体の動きに注目して観戦してみたいと思います!