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ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

アゼルバイジャン・バクー旅行2:バクー市内の観光

前回の記事ではバクーに到着するまでの話を書きましたが、今回はバクーの観光について書いていきたいと思います。

muga.hatenablog.com

前に紹介した、在アゼルバイジャン大使館が作成の「バクー案内」を参考に旅をしたので、それに沿ってご紹介。

http://www.az.emb-japan.go.jp/files/000251181.pdf

旧市街

バクーの中心地28 May駅から南西方向に行ったところに旧市街地は位置しています。地下鉄 İçəri Şəhər駅から行くことも可能ですし、徒歩でも30分ほど歩けば到着します。ちなみに一本奥に道を入ると地元民しか居ない(そもそも外国人は少ないのですが)ので、なるべく大きい道を歩いた方が良いと思います。

旧市街には中世からの伝統的な建物がそのまま残った街並みが広がっています。かと思ったら海沿いにはヨーロッパらしい近世の建築物も多くあり、さらに旧市街の西側に位置するフレイムタワーズも見えるので、伝統と最新の建築が一度に視界に入るんですね。歴史を感じられる瞬間でした。それから、出店が出ている賑やかなエリアもある一方で、各国の大使館や住居もあるので旧市街をぐるっと一周するだけでバクーの色々な顔が見られました。

乙女の塔、シルヴァン・シャー宮殿という歴史ある建物も残っていて見学することができます。私はシルヴァン・シャー宮殿のみを見たのですが、内装の彫刻のきめ細かさは素晴らしいものがありました。

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アゼルバイジャン・バクー旅行1:空港到着くらいまで

4月にアゼルバイジャンのバクーに行った時の話。と言いつつ、まずはバクーに行くまでの話を書いていきます。

ビザについて

2017年4月現在、空路でヘイダル・アリエフ国際空港(在アゼルバイジャン日本国大使館ウェブサイトによればギャンジャ空港も)に入る場合、空港でビザが発給されるため事前に大使館等に出向いて取得する必要はないようです。ただし、国際空港以外での入国にはビザが必要とあるので陸路や水路で入る場合には必要とのこと。ルールが変更になる可能性もあるので、アゼルバイジャンへの渡航を考えている方は大使館ウェブサイトで必ず最新情報の確認を。

安全・領事・医療情報 : 在アゼルバイジャン日本国大使館

バクーのヘイダル・アリエフ空港に到着後、その場で手続きをしてすぐにビザがもらえ、事前の申請や写真の準備も必要ありませんでした。到着して通路を歩いていくと、入国審査窓口の手前に以下のようなビザカウンターがあるのでそこで手続き。

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係員に話しかけるとまずは用紙を記入するように言われます。個人情報に加えて宿泊先ホテルの住所・連絡先を書きました。その紙とパスポートを持って係員に提出し、渡航の目的と滞在日数などの質問に回答したら数分でビザ発給。ビザはロシアと一緒でパスポートの1ページ丸々に貼られるタイプ。このビザを入国審査窓口に見せたら特に質問もされず即入国です。

そう言えば、ビザ申請窓口の案内を見るとその場でビザ取得ができる国は多くあるようですが、無料で取れるのは日本だけでした。トルコやイラン等のアゼルバイジャン近隣諸国でも20〜30ドルかかるようでこれは意外でした。バクーではあまり日本企業の広告も見ませんでしたし油田開発に伊藤忠が関わっているとは言え、英国BPや米国シェブロンの方が関わっているはずで日本だけ特別なのには何か理由があるんでしょうかね。

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会話劇×銃撃戦。倉庫からほぼ出ないコメディ映画『Free Fire / フリー・ファイヤー』

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http://www.imdb.com/title/tt4158096/

ベン・ウィートリー監督による映画『Free FIre / フリー・ファイヤー』、観ました。ちなみにフリー・ファイアは銃撃OKの意味です。上映時間が90分と短いものの、本作にとっては十分な時間。なぜなら銃を撃ち合うだけの映画だからです。予告編観て絶対最高だろうと思っていたら、やっぱり最高でした。

www.youtube.com

上映劇場は限られているようですが、日本では4/29公開予定。製作総指揮でマーティン・スコセッシの名前出すのはしょうがないんですが、ベン・ウィートリーの名前もぜひ出してあげてほしいですね。

freefire.jp

冒頭のあらすじ(ネタバレなし)

とある晩、とある倉庫で武器取引のためにディーラーと購入者たちが一同に介していた。頼んだ武器と納品された武器が違うなど、いくつかのことが積もった結果、両陣営の間で突如始まってしまう銃撃戦。この撃ち合いに勝利するのは誰か。

ただ銃を撃ち合うだけなのに面白い

本作のシーンの90%以上はおそらく倉庫内ではないでしょうか。本当に倉庫で撃ち合うだけなので、外に出ないんですよね。さらに基本的にはコメディなのでシリアスなシーンがほぼありません。いや正確に言うとシリアスな場面もあるけど、それも笑えます。そんな具合に振り切っているのでハマるかハマらないかで極端に評価が分かれると思いますが、私は予告編の段階でこれはくだらなくて最高なやつだと確信していましたので大満足でした。

撃ち合いという極限状態の中で、それぞれのキャラクターの性格がうまく描かれています。ジャンキー、英語が訛ってる武器商人、スタイルを気にする男などなど、どのキャラクターにも魅力がありますし物語を動かすのに十分な関係性も持っています。銃撃が始まるに至るのも、このキャラクターたちの間だったら、そりゃそうなるわという納得感があります。

そしてキャラクターたちの間で銃撃戦だけではなく会話劇も繰り広げられます。くだらない言い回しやジョークのオンパレードで会話劇も面白くて、銃撃戦よりも会話劇がメインなのであるという事実に気付かされます。

強いて言うなら、銃撃シーンに関してのリアリティーはありません。何発撃てば死ぬんだというくらい銃弾を打ち込まれてる人も居れば、そんな撃ち方で当たってたまるかよという射撃シーンも多くあります。コメディなので、リアリティーは主眼ではないのですが、基本的に登場人物が皆ダイハードなのでそこを受け入れられないと本作は楽しめないかもしれません。

血が苦手じゃなければオススメ

血が大量に出たり傷口が大きく映るなどの直接的な残酷描写もあります。そうした表現が苦手でなく、(英国?)ジョークで笑いたい人にはオススメです。率直なところ映画館で観る理由はありませんでしたが、銃撃の音や音楽がよく聞こえる点は映画館の方が臨場感があって良いのかなと思います。

とある場所からほぼ出ない密室系の映画だとスリラー映画が多く浮かびますが、本作は珍しい密室系映画でも珍しいコメディ作品と言ってよいのではないでしょうか。倉庫というやや広い空間ではあるものの、ここまで外に出ないで話が進むとは想像していませんでした。

そういえば本作が新年度の映画笑い初めだと思いましたが、よくよく考えたら観たのは3/31でした。というわけで新年度笑い初め映画は他の映画に持ち越しになりそうです。

オリヴィエ・アサイヤス『パーソナルショッパー / Personal Shopper』の感想

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http://www.festival-cannes.com/en/films/personal-shopper#pid=3294

フランス人映画監督オリヴィエ・アサイヤスの最新作『パーソナルショッパー / Personal Shopper』を観てきました。過去作品を観ていなかったので、監督の作風は全く知らなかったのですが、何とも淡い映画だというのが印象です。解釈が観客に委ねられる作りになっていて、さらに題材がスピリチュアルなので幻想的かつ曖昧なんですよね。久々にそうした類の映画を観たので心の準備ができておらず、受け止め切れなかったから淡いと感じたのかもしれません。

またトワイライトシリーズで有名なクリステン・スチュワートが主演で、恐怖と対峙するシーンから少し官能的なシーンまで幅広い演技が見られました。何を考えてるんだろうと思うシーンも少なくなかったのですが、そうした少しミステリアスな雰囲気が本作にマッチしていたのは間違いないでしょう。それはそうと少し強そうな顔してますよね。観る前はてっきり幽霊と戦うのかと思ってました、すいません。

さてさてそんなわけで感想を書いていきますが、曖昧さ故に私の感想や解釈が大いに間違っている可能性もあるので、その場合はご容赦ください。

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ハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』を観た夜、やっぱり過去作は偉大だと思った

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https://www.facebook.com/GhostintheShellUK/

攻殻機動隊の実写映画版『ゴースト・イン・ザ・シェル』観てきましたよ。スカーレット・ヨハンソンの顔をあしらったポスターはロンドン各所でも見られて、宣伝が大々的に行われていました。映画館の入りはあまり良くなく、公開初日にしては空席が目立ちました。今日は暖かかったからみんな映画なんて観ずにビール飲んでいたのかな。それとも前評判微妙だからかな。

原作オマージュは随所に見られるものの、映像は特に新しくなくストーリーも予想を超えてこず、ハッキリ言って普通でした。極端につまらないとは感じませんでしたが良い映画かと言われると、答えはNOです。攻殻機動隊に興味がない人は観なくてよいと思いました。でも北野武の演技は良かったんじゃないでしょうか。まさか英語を話さず日本語で押し通すとは思っても居ませんでしたが。

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ハースストーンでようやくレジェンドに到達した話

基本的にエンジョイ勢なのですが、ダラダラと2年近くプレイしているので流石にそろそろレジェンド取らないとなとふと思ったのがきっかけで、今月はレジェンド必達を目標にプレイしました。

結果、月末までもつれ込みましたが何とかレジェンドに到達することができました。ちなみにサーバーはNA。

到達した時は嬉しさと達成感がありましたね。実はこの2日前にあと1勝でレジェンドになったものの、そこから負けが続いてランク3まで落ちて再び勝ちを重ねてレジェンドになったという経緯もあったので、余計に嬉しかったのかもしれません。

というわけで今日は感想と記録を。

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2017年暫定ワースト映画『Power Rangers / パワーレンジャー』雑すぎて誰にもオススメできない

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http://www.power-rangers.jp/

日本では7月15日公開予定の『Power Rangers / パワーレンジャー』を一足お先に観てきました。劇場には初代レッドレンジャー(日本だとジュウレンジャーのティラノレンジャー)のコスプレをした熱狂的なファンやちびっ子も居て劇場はほぼ満席。その熱狂的なファンは予告編の間ぺちゃくちゃ大声で話していたのに、本編が始まると盛り上がっている子供を注意していて、なんだかなあと思いました。話が逸れました。

そんなファンも待望のパワーレンジャーは過去にも映画化されているのですが、それはあくまでテレビ版に沿った映画で本作のように完全新作ではなかったようです。本作はリブートらしく現代風のコスチュームデザインや設定になっていて、ヒーローもののリブートであると当時にクソ映画の金字塔である実写版『ガッチャマン』を彷彿とさせる何かがあるなと感じていました。

そういう悪い予感は的中するもので、映画の内容が非常に残念なところまで似ていましたね。曲がりなりにもハリウッド映画なので実写版『ガッチャマン』よりはもちろんマシなんですけど、『ラ・ラ・ランド』を配給したライオンズゲートが何故これに金を出したのかと言いたくなるクォリティの差があります。

全体的に雑な映画

日本の戦隊モノの映画版に比べれば丁寧と言えるかもしれませんが、普通の映画と比べてしまうと雑。これに尽きます。最初から最後まで雑な上に、肝心の変身シーンや戦闘シーンも盛り上がりに欠けるのが正直なところ。何かが起こったら、これはこうなるなと予測して本当にそのとおりになる、そのとおりにしかならないストーリーの平坦さも退屈でしかありませんでした。

ストーリーが平坦でも大切なメッセージがあるなら我慢できる部分もありますが、この映画に関してはそういうのも感じられませんでした。仲間の友情・絆がテーマにはなっているんですが、それだったらもうちょっと仲間同士の関係性を丁寧に描いて欲しかったです。それから場当たり的に5人が成長したように見えるシーンがあるのですが、最終的に成長してないと受け取れる箇所もあって中途半端な印象です。

日本の戦隊モノと比べたい人は観ればいいと思いますが、これを観るくらいなら上映時間があまり変わらない『シン・ゴジラ』でもレンタルして観ればいいんじゃないでしょうか。ちなみに先程日本の戦隊モノに比べれば丁寧と書いたのは、日本の戦隊モノはテレビ版が前提になっている上にお約束を楽しむものなので、映画単体として考えるとかなり雑なことが多いと感じているからです。私自身嫌いではないんですけど、そういう評価をしています。

大まかなストーリー(ネタバレなし)

とある星で、先代のパワーレンジャーが敵であるリタに負けそうになるものの、辛うじてパワーレンジャーの力の源であるメダルをリタに奪われないように宇宙へと飛ばした。場所は変わって現代の地球。高校生5人がひょんなことから出会い、とあることをきっかけにパワーレンジャーのメダルを手に入れる。それをきっかけに自分の身に訪れた変化、パワーレンジャーに選ばれたことに5人は驚くのだった。

全然変身しない

TV版と切り離した上でパワーレンジャーの映画化という時点で推して量るべきなのですが、変身するまでにめちゃくちゃ時間がかかります。ラスト30分くらいまでは変身しない、というか変身するために5人が頑張る方向で話が進みます。そこまでは観客も我慢を頑張らなければなりません。

5人があることを乗り越えて成長した結果、変身できるようになるという描写が欲しいという理由はわかります。ただ、せっかくのパワーレンジャー映画なのでこっちとしては変身して戦う姿や巨大ロボがスクリーンで動く姿を観たいわけです。巨大ロボはシリーズでも番組の後半に出てくるのがお約束なのでそれは言いとしましょう、ただ変身に関してはすぐに変身できるようになるけど、戦いの中でとある危機が訪れてそれを克服することでより強くなるとかそれをきっかけにロボに乗れるようになるじゃダメだったんでしょうか。いや良かったよねと。

時間がかかるくせに、変身に至るまでのストーリー自体も雑なので「やってらんねー」というのが鑑賞中の感想の大半です。画面のどこ観てようかなと思ったのは本作が初めてかもしれません。

少し良いところを書いておくと、それでもやっぱり♪Go Go Power Rangers!って流れた時には少しアガりました。それから、クリスピークリームドーナツとテレビ版パワーレンジャーでグリーンレンジャーに変身するトミー役の人がカメオで出てたのを見た時は笑顔になれましたね。それくらいです。

デザインがゴチャゴチャしすぎ

これは好みによると思いますが、パワーレンジャーの新スーツとメガソード(巨大ロボ)のデザインがダサいんですよね。有機的なデザインを目指しているんでしょうけど、コレジャナイ感が強くてカッコよさが分かりませんでした。

スーツがゴチャゴチャしている中に禍々しさも垣間見えて、ヒーローと感じられないんですよね。これは日本の戦隊モノが私の中で基準になっているからかもしれませんが、にしてもダサい。それから変身した後にマスクを外しているシーンが多すぎます。俳優たちの顔を映さなきゃならない事情は分かるんです。でも巨大ロボに乗って戦っている間は付けておいた方が安心じゃないですかね。。。それに正体を明かすなって釘刺されるシーンあるわけですし、まず顔隠そうよ。

巨大ロボに関して言えば、『KONG SCULL ISLAND』でもそうだったんですが、元々特撮のものをフルCGに置き換えてプロレスをしたがるのか理解に苦しみます。そこに新しさもリアルさもないですし、キングコングはともかく巨大ロボがプロレスはおかしいだろうと。米国だとそんなにプロレスは正義なんでしょうか。巨大な敵と巨大ロボのデザインがどっちも似たテイストで、味方か敵かよく分かりません。(これには理由があるのですが)

誰にもオススメしない一作

この作品を観るまでは『KONG SCULL ISLAND』が2017年ワーストだったのですが、めでたく本作が2017年ワーストをぶっちぎりで更新しました。これに比べれば『KONG SCULL ISLAND』はよく出来ていました。というわけで、こちらからは以上です。