ゲインオーバー

MUGA, I am.

相手の裸を見てデート相手を選ぶ英国のテレビ番組『Naked Attraction』が色々とオープンすぎる

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英国で放送されていた『Naked Attraction』というテレビ番組の再放送を見たのですが、日本では絶対放送できない内容で衝撃を受けました。露骨に書いたりリンクを貼ると何かしらに抵触する可能性があるので気になった人は是非ご自身でも検索してみてください。「Channel4 Naked Attraction」

こんなテレビ番組初めて見た

明らかに人間が入っている、磨りガラスで覆われた6つの箱が参加者の眼前に並んでいて、すりガラスが徐々に上がってまずは下半身が露わになります。次に肩まで、最後に顔もオープンになります。自分で文字にしながら何書いてるんだろうと思いますが、実際に目の前のテレビ番組で行われていることなのです。

まずは下半身フェイズ。参加者が6人の性器とお尻を見ます。「どうしよう〜」みたいになる参加者も居ますが、淡々としている人も居て面白いです。吟味したら気に入らない人にバイバイを告げます。これで6人が5人に。

続いて肩までを見て再度バイバイする人選んで、5人が4人に。それから顔を見てやっぱり気に入らない1人をバイバイして、4人が3人になります。

ここまで来ると新たに見せるところはもうないのですが、次は声を気に入る、気に入らないでバイバイする人を選びます。他のテレビ番組でも女性が男性に対して声が好きってフレーズを言っているのを見たことがありますし、英国では声で異性を選ぶというのが一般的な基準なのかもしれません。そして3人が2人に。

で、残った2人の前で、今度は参加者が裸になります。最後はこれまで選ばれていた側が選ぶのかなと思ったのですが、そんなことはなくて、裸になった参加者に対するコメントを聞いて最終的にデートしたい方を参加者が選びます。

参加者と選ばれた1人が最後は服を着てお酒を飲みながら話して終了します。最後は服を着るのか。。。流石にそういう行為は流せないしょうがないか。

ちなみに全編モザイク無しです。映画でそういうシーンはボカシが入っていた気がしなくもないのですが、この番組が特別なのでしょうか。

話している内容もすごい

話している内容もオープン過ぎて目が点になります。司会者がどんな性器が好きかをごく普通に聞いて、普通に答えが返ってきます。性的なことをズバズバ聞いていく姿勢で驚きます。

バイバイするときの理由も「大きすぎるから」「毛深いから」という身も蓋もないものの、性癖ならしょうがないよね、うん。と納得せざるを得ないものだらけで開けっぴろげです。オブラートなんて存在しません。

これを放送しているChannel4が障害者やマイノリティを主なターゲットにしているテレビ局だからか、手話通訳者が表示されるのですが、それもすごいです。

玉袋を揺らすという芸当を男性がした時は手を左右に振ってそれを表現するという驚きのしぐさを魅せてくれました。表情も豊かで「こういうのが無理」「◯◯が嫌い」と参加者が言ったときは本当に嫌そうな顔をして手話をしてくれます。手話が分からないので何ともいえませんが動作を見ていると性器やお尻も普通に訳しているものと思われます。

ところどころで「かつて男性の形の良いお尻は狩猟が得意な証拠で女性を惹きつけた」とか「女性が胸を触られるとオキシトシンが出て2人の結束が強まる」とか、性に関する豆知識も紹介されます。よりダイレクトな話もありました。

今まで見た中で最も衝撃的なテレビ番組

こんな番組今までにあったんでしょうかね。ちょっと内容が衝撃的すぎて番組のテーマを考えるには至っていませんが、恋愛や結婚において不可避とも言える裸の付き合いを正面切ってこういう番組に落としこめる英国のオープンさにただただ感心します。