ゲインオーバー

MUGA, I am.

イギリスは風邪薬も、とても甘かった

Sick! [365 - day 60] 夏の間も気温が30℃を超えることはあまりなく、10月に入ってからもより一層涼しくなったロンドンは既に肌寒いレベル。ちなみに、7月の終わりに気温が30℃を超えた時は猛暑だと言ってニュースになってました。日本に比べると、それくらい涼しいんです。

それなのに、家のセントラルヒーティングが不調でほぼ効かず、家の中でも少し寒い日々を過ごしていたら、喉をやられました。はいどうも、風邪の初期症状です。海外で風邪を引くのは、日本で風邪を引くのとは訳が違うので、悪化させる前になんとしても治さねばならない。という強い決意をもって探してみたのが風邪薬。

甘い風邪薬レムシップ

下調べせずにドラッグストアに行ってみました。風邪薬コーナーを見つけると、ちょうど前のお婆ちゃんが風邪薬を手に取っていたので、それに倣ってレムシップ マックス(LEMSIP MAX)というのにしてみました。隣にはただのレムシップが置いてあったので、パブロンパブロンゴールドの違いのように、マックスの方がより効きが良いんだと思います。

後で思ったのですが、薬に含まれている成分が日本のものとは違ったり、日本で禁止されているものが入っている可能性もあるので、下調べしてから買った方が良かったのかもしれません。幸い私は薬でアレルギーが出たことないですが、よくよく考えたら少し危ないなと。万が一この記事を見て風邪薬を選ぶ人が居たら、薬剤師に聞くか調べるかしてください。記載されている成分は「Paracetamol 1000mg、Phenylephrine hydrochloride 12.2mg」でした。

さて、レムシップを持って家に帰って飲むわけですが、飲み方が日本の普通の風邪薬とは違います。口に入れて水で飲むのではなく、沸騰しない程度に熱いお湯で溶かして飲みます。お湯!実を言うと、パッケージには大事に両手で抱えられた、湯気の出るマグカップが描かれているので手に取った時点で分かっていたのですが。ところで、左手は添えるだけじゃないですね、この絵。 Day 102/365

早速お湯を沸かして溶かして飲みました。気になる味は、べらぼうに甘いホットレモネードといった具合。だけど、薬の苦味がそこはかとなく後からやってくる。これなら子供でも楽に飲めるだろうなと思いましたが、12歳以下は服用禁止のようです。

パッケージを読んでいると、「お好みで砂糖や蜂蜜、いつも使ってる甘味料で甘くしてね」という記述があって笑っちゃいます。既に単体でべらぼうに甘いのにこれに蜂蜜入れるとか辛い。イギリス人の味覚を改めて疑う瞬間でした。

現在飲んでから1時間程経つのですが、喉の痛みが軽減されているのが分かり、体の怠さも薄れるなど、日本の市販の風邪薬と同じような効き目を感じています。これで無事に風邪が治ってくれることを願って寝ます。