グウィネス・パルトロウ可愛いよ!昨日公開の『アイアンマン3』、観てきました。
品川プリンスシネマのシアターZEROで観てきたのですが、あそこは座席に高低差があって面白い作りになっていますね。
グウィネス・パルトロウ演じるペッパーがものすごく可愛くて、ペッパーが真の主役なんじゃないかと思うシーンもありました。
物語の前半でペッパーがアイアンマンスーツを着るシーンとか最高でしたよ!
というわけで感想を。
あらすじ
『アベンジャーズ』での戦いの後、不眠症に悩まされるスタークは新たなスーツの開発に没頭していた。アメリカに敵意を持つマンダリンが爆破テロを起こす中、ついにそのテロにスタークの親友ハッピーが巻き込まれ、スタークは個人的な復讐を宣言する。その時に思わず自分の住所も宣言したため、マンダリンのヘリにミサイルで狙い撃ちされることになり家を失うことになります。その戦闘の末、スタークは壊れたアイアンマンスーツとともにテネシー州に飛ばされて・・・
今回はエクストリミスという原作ストーリーがベースになっています。
監督が今までと違うのもあり、ちょっとテイストが違う
アイアンマン1、2では、ハッピー役を演じているジョン・ファヴローが監督だったのですが、今作は『ラスト・アクション・ヒーロー』脚本のシェーン・ブラックが担当しています。
そのせいか、まずアクションシーンでは肉弾戦・ガンアクションが多く、アイアンマン無双のシーンが今までよりも少なくなっているような気がします。
スーツが壊れる・奪われるという展開もあって生身で戦わざるを得ないというのはあるんですけど、個人的にはもうちょっとアイアンマン無双する展開を観たかったなあと思います。
ただ、その分生身の人間にフォーカスされていて、今までより人間ドラマをきちんとやっていると感じます。
スタークが不安障害に悩まされてるのもそうですし、今回の悪役、ヴィランは個人的な感情が悪行の動機となってますし、その辺りをちゃんと描こうとしていたのは好感が持てます。
しかし、それでも話が薄いと思うのは不可避なんですが、アメコミ映画でそんなこと気にしてもしょうがないですね。
物語のクライマックスについて:ネタバレ
物語の最後、ペッパーがエクストリミスになってしまうという展開が待っています。
でもって、エクストリミス+アイアンマンスーツのペッパーが最終的にヴィランをやっつけるんですよね。
もう最高ですよね。グウィネス・パルトロウ冥利に尽きます。
が、最後の方でモンタージュ的に次々とペッパーがエクストリミスから元の人間に戻り、スタークもアークリアクターを取り除いて普通の二人となったという話になってしまい、「I am ironman」という一言で終わるわけです、この展開が怪しいなと。
というのも、スタッフロールの後明らかになるのですが、今作はスタークがブルース(ハルク)にこういうことがあったと伝えている体裁になっているんです。確かに、このシーンで映るスタークの胸にスーツリアクターは見えないのですが、ブルースはスタークの話を聞きながら寝てしまいほとんど聞いてなかったというオチになっています。
スタークが自分語りをしているので、その中に嘘が混ざっていてもおかしいんじゃないかなと思いますし、最後のバタバタ感はどうも引っかかるんですよね。
ペッパーがエクストリミスである方が次回のアベンジャーズ的に面白い気もしますしね。
まあ、色々と思うところはありますがアクション好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか、オススメです!