『007 スカイフォール』を観てきましたよ
観てきました、スカイフォール。
あらすじ
愛した女性を死に追いやった組織を追い詰めるべく、ハイチやボリビアなど各地を舞台に壮絶な戦いを続けるジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。ある日、直属の上司M(ジュディ・デンチ)が秘めていた過去の事件が浮かび上がってくる。その衝撃的な内容は、Mに対するボンドの信頼と忠誠心を試すかのようだった。そんな中、彼らの所属するイギリス情報局秘密情報部“MI6”が何者かの標的に。ボンドの任務は、その相手を発見し、脅威を取り除くこと。たとえ、その代償がいかに個人的なものだったとしても……。 あらすじ 解説 007 スカイフォール - goo 映画
今回はMI6、M、ボンド自身を巡るストーリーで世界の危機と戦うというよりは、かなり身内の話です。
007と言うと世界の政治的な要素や他国の陰謀が関わってくるのが常ですが、今作はスケールが小さい代わりに個人の恨みや争い、イギリスにおけるMI6の立場が描かれていてそれはそれで面白いです。
そして今回の敵は知能犯で、サイバーテロで襲ってくるというのも今までとは異なる印象です。
サイバーテロの部分は映画的で現実にはこんなことにならないよと思うのですが、映画でのサイバー攻撃シーンってどうにかうまく出来ないもんなんですかね。
うーん。
エンタメムービーとしての完成度の高さ
まず、冒頭のイスタンブールから持って行ってくれます。
カーチェイス、バイクでマーケットや屋根の上、更には走る列車の上に乗るなど目まぐるしく場面が展開していき、最後のシーンも手に汗握ります。
その後上海に渡ってからは、敵と直接顔を合わせての会話やベッドシーンなどなどスパイ映画らしい、派手ではないけれどもこの後どうなるんだろうと期待させてくれるシーンの数々でかっこいいです。
特に上海の高層ビルで、真っ暗闇の中屋外広告に映されるアブストラクトを背に銃を構え、戦う幻想的な画面は最高にクールです。
その後の展開は諸々とネタベレになるので書きにくいのですが、Mを守るために奮起するボンドの人間臭さ、明らかになるボンドの過去が温かさと同時に悲しくもあり考えさせられます。
様々な要素が詰まっていて年齢を問わず楽しめるのではないでしょうか。
Adeleの主題歌も良い歌!
冒頭のイスタンブールが終わったところで、オープニングが始まるのですがAdeleのSkyfallがいい味出してます。
映画を観終わった後にこの歌を聴いて、歌詞が映画のストーリーとかなりリンクしていることに気付かされました。
歌詞の日本語訳はコチラからどうぞ。
007シリーズは裏切りませんね、というわけで何はなくともオススメです。