石原和幸さんとニコライ・バーグマンさんの本を読んだ
どーも、MUGA(@muga_over)です。
近頃気になっている花関係の本を読んだので感想を。
世界一の庭師の仕事術
この本は5章構成で、4章までがランドスケープアーティストの石原和幸さんが長崎で花屋を始めてから、今に至るまでの物語で、最後の5章が仕事哲学という内容になっています。
4章までのストーリーは、人生どん底も経験した上で努力、大勝負の末に現在を掴みとった様が書かれていて痛快でした。
無許可営業から、店舗を持ち長崎一番になってその後東京へ来て借金を背負って挫折してという物語はまるでドラマのようでしたが、実際にこうした経験を経て一線で活躍し続けているのは、恐るべしと思います。
5章の仕事術に関して気に入ったフレーズは「ギリギリまで悩んで、ベストを尽くす」「勝ちパターンを知る」の2つ。
ギリギリまで悩んで悩み抜くことを繰り返して、数をこなすことで進歩できるというのは、普段楽をしがちな自分への戒めとして覚えておきたい教訓です。
ニコライ・バーグマン 花と幸せを運ぶ日常
この本はちょっぴり期待ハズレで、ニコライ・バーグマンさんのドヤ感溢れる内容でした。
1章は成功に至るまでの道程が書かれていて読み物として良かったのですが、好きな旅雑誌とか車とか時計とか家具とかについて書かれいる箇所は「はい、そうですか・・・」としか言いようがなくて期待していた内容とは異なっていました。
作品は美しいと思っているので、もうちょっとそのあたりの背景とか考えていることを文章化して欲しかったなあと。