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ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

ホテルの宿泊予約は公式サイト経由の方が安いことが多い(気がする)



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出張や旅行で海外に行く際、ホテルの予約を取るならまずBooking.com、TripAdvisor、Agoda等のWebサイトを見る人が多いのではないでしょうか。日本のサービスだと楽天トラベルとかじゃらんもありますね。

しかしここ最近特に思うのですが、そうしたサイトを経由するよりもホテルの公式サイトから予約した方が安いことが多いんですよね。オンライン宿泊予約サービスが儲かる仕組み、多くのホテルが公式サイトを構えるようになったことを考えると当然なんですが。

ホテルのフロントの人にBooking.com経由で予約をしたと伝えたら、今度からは公式サイトで直接予約してくれた方が安く済むよと言われたことも実は1回ではなく数回ありまして、近頃はそうしたサービスで調べた上でさらに公式サイトを確認するようにしています。

オンライン宿泊予約サービスはマージンを取るビジネス

オンライン宿泊予約サービスは、ホテル側から掲載料あるいはそのサービス経由の予約成立時に発生するコミッション料を得て、それを主な収益源としています。例えばBooking.comだと次のような記載がサイト上で公開されています。

Booking.comを介して成立した宿泊予約にはコミッションが発生します。コミッション率は、施設登録時に「契約」項目で確認することができます。毎月末に、その月のコミッション額を明記した請求書をお送りします。 https://join.booking.com/faq.html?aid=1187360#commission

さらに宿泊するとポイントが貯まるサービスもありますが、結局のところポイントの原資となる分はサービス提供側ではなくてホテル側が負担しているので、その分が余計に料金に上乗せされているはずです。

なので、例えばポイント還元がない、掲載料無料のサービスでもコミッションが10%だとすると、ホテル側は通常よりも10%(11%)高い値段を設定しないとそれまでと同じ収益を上げることができません。

ホテルの公式サイトの整備が進んでいることも理由

間違いなくここ10年でホテルが公式サイトを持つようになっていて、さらに公式サイト上にオンライン予約機能が付いているところも多く見受けられます。定点観測はしていないので、印象でしかありませんが。

で、どこも大体Best Price Guarantee、最安値保証と公式サイトに書いてあるんですよね。思うに、ホテルに予約機能を提供している会社は、独自でサイトを構えることもなく利用料のみのビジネスモデルで成り立つので、先に上げたオンライン宿泊予約サービスよりも利用料が安いから、公式サイトの方が安く済んでいるんでしょう。

こうなってくるとBooking.com等のオンライン宿泊予約サービス経由で予約が入ってもホテル側は元々高い値段を設定しているので損はせず、さらに掲載料がタダであれば無料の宣伝になるので掲載するデメリットはほとんどないものと思われます。予約のキャンセルやノーショー時を考えると多少の手間はあるのかもしれませんが。

この状況で割りを食っているのはオンライン宿泊予約サービスの利用者側だと思うんです。宿泊にあたって高い料金を支払う必要があるわけですから。こうなってくると利用者側としてオンライン宿泊予約サービス経由で予約するメリットは、クレカ情報等を入力する際の安心さと言語対応くらいではないでしょうか。ホテルの公式サイトはどこも英語版しか用意しておらず日本語対応しているところは稀だと思います。しかしオンライン宿泊予約サービスは日本語対応しているところが数多くあります。とは言え、ホテルの予約で必要なのはチェックイン・アウト日、宿泊人数、部屋の選択、個人情報や支払情報の入力程度なので難易度は高くないはずが。。。

今後もこの流れは進みそう

こうした状況を踏まえると、オンライン宿泊予約サービスの存在感が低下してくる日は遠くないだろうと思っています。わざわざ公式サイトを検索する人間はまだまだ少ないと思いますが、消費者にとって料金は敏感なポイントですから徐々に状況は変わってくるでしょう。

もちろんホテルの検索サービスとしてはとても便利なのですが、ホテル予約は公式サイトでした方がいいとなると、収益構造上厳しい状況になるだろうと。コミッション率を下げるなどしてホテル側との協調関係を築く可能性もありますが。

近頃国内旅行をしていないので分かりませんが、日本ではまだ見られない現象かもしれません。しかし、じゃらんや楽天よりも安い利用料で公式サイト組み込みのホテル予約サービスを提供する会社が現れれば、整備は今後進んでいくんじゃないかなと思っています。もうあるのかなひょっとして。