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ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

カンバーバッチの演技が光る『ドクター・ストレンジ』はマーヴルでも相当面白い映画



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『ドクター・ストレンジ』観てきました。いやあ面白いですよ、こいつは。

今回はあらすじ以外はネタバレなしで書いています。ネタバレなしの感想へ飛びたい方は目次から「マーヴル・シネマティック・ユニバースの中でも面白い映画」をクリックしてください。

ネタバレありのあらすじ

天才脳外科医であるDr. スティーブン・ストレンジはある日車を運転中に起こした事故で両手が不自由になってしまいます。その治療とリハビリに努める中で、かつて両足麻痺を患ったものの現在ではそれを克服したパングボーンという人物の存在を知り接触に成功。

話を聞くとカトマンドゥのカマタージに居るエンシェント・ワンを訪ねろという、不思議な話を聞かされます。藁をもつかむ思いでそれを信じてカトマンドゥに飛んだドクター・ストレンジはそこで本当にエンシェント・ワンという不思議な人物に出会います。

自分の手を治すことにしか興味がないドクター・ストレンジとより高次な話の中で魔術の力を説くエンシェント・ワンの会話は噛み合いませんが、エンシェント・ワンの力で真理に触れたドクター・ストレンジが魔術の力に興味を示しぜひ習得したいと弟子入りすることに。

その修業の中で、魔術の使い方や能力だけではなく、エンシェント・ワンたちがニューヨーク、ロンドン、香港に拠点を設け結界で地球を覆うことで異次元の敵から守っていることを知ります。

【この辺から本格的にネタバレ】

かつてエンシェント・ワンの元に居たカシウスは現在では離反し、闇の次元の怪物ドーマムゥの力を得て強くなるとともに不老という悪役らしさ。そのカシウスがドクター・ストレンジがカマタージの図書館で時を操るペンダントをこっそりと扱っているところに突如攻めてきます。

この戦いで偶然カシウスを無力化できたドクター・ストレンジは、実はエンシェント・ワンも闇の次元の力を得て不老となっている事実を聞かされます。この後ドクター・ストレンジはカシウスの仲間の不意打ちで負傷、現実世界のニューヨークの病院へと逃げ込み、元恋人の医者の元へ。

身体は手術を受けている一方で魂は敵と戦っていたのですが、元恋人の治療の甲斐あって何とか一命をとりとめます。そしてカシウスの元へ戻るとカシウスは自由になっており、兄弟子のモルドと一緒にミラーディメンション(鏡の次元で、現実世界に影響を与えない)のニューヨークでカシウスと戦います。

ミラーディメンションでは魔術で何もかもが変えられるのでニューヨークの街が目まぐるしく変化する中で戦い、最後にはエンシェント・ワンも参戦するのですが、エンシェント・ワンが不覚を取り負傷します。

ドクター・ストレンジとモルドはエンシェント・ワンを連れミラーディメンションから脱し再び元恋人がいる病院へ行きますが、エンシェント・ワンは死を受け入れて帰らぬ人となります。

この時点でロンドンとニューヨークの拠点が壊され、残ったのは香港の拠点のみ。ドクター・ストレンジとモルドは香港へ向かいますが、既にカシウスの手に落ち闇の次元が開いていました。

ドクター・ストレンジはここで時を操るペンダントの力を使い、香港の時間をカシウスが攻撃する前に戻そうとします。辺りの時間が巻き戻る中でもカシウスたちは魔術の力で動き、攻撃してきます。無比な強さを前にピンチになるドクター・ストレンジですが、ここであることを閃き闇の次元へと飛び込んでいきます。

闇の次元でドーマムゥと対峙し、ドクター・ストレンジは交渉しようとします。ドーマムゥは圧倒的な強さでドクター・ストレンジを一瞬で殺しますが、再びやってくるドクター・ストレンジ。それを倒すドーマムゥ。それでもなおやってくるドクター・ストレンジ。

ペンダントの力で時間のループを作り出したドクター・ストレンジはドーマムゥが何度殺してもその度にもう一度やってきて交渉を持ちかけるのでした。終わらない無限ループに嫌気が差したドーマムゥはドクター・ストレンジの交渉を受け、地球から撤退・カシウスたちを葬ることを約束します。

この約束を取り付けたドクター・ストレンジは颯爽とカシウスの元に戻り、無事約束が果たされてカシウスは死亡、ドーマムゥもどこかへ消えていきます。

こうして辛くも戦いに勝利し、香港のみならず地球を救ったドクター・ストレンジ。ここまで一緒に戦ってきたモルドはエンシェント・ワンが闇の次元の力を使っていたことに憤りを感じ、独自の道を進むことを決意しドクター・ストレンジの元を離れていくのでした。

マーヴル・シネマティック・ユニバースの中でも面白い映画

マーヴル映画はある程度の水準という安心感がありますが、時々『マイティ・ソー』とか『マイティ・ソー』みたいな駄作をぶっ込んでくるので油断はなりません。あ、『インクレディブル・ハルク』も。

と観る前は構えていたものの、今作はとても良くできていて大好きな『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アントマン』と同じくらい楽しめました。

両作品よりはもっとシリアスな部分もありますが、ところどころで挟んでくるギャグやコメディ・リリーフは笑えて良かったですし、カンバーバッチがそういうシーンを演じているのも自然でした。

初登場のヒーローということで色々な説明が詰め込まれているのですが、幸いドクター・ストレンジの場合は特殊能力が人によって違うということはなく結局魔術に集約されるので、その点が簡単だったのも良かったのかもしれません。

アスガルドのいざこざをいちいち説明する映画あったじゃないですか、『マイティ・ソー』』でしたっけ。そういうのとは違います。

間違いなくカンバーバッチの演技がドクター・ストレンジの魅力

正直なところ今までカンバーバッチって良い演技はしても何だか辛気臭いなあと思っていたんですけど、今作のドクター・ストレンジ役を観てコミカルな演技も体を張ったアクションもやる新たな側面を発見して、とても好感触です。

コメディ・リリーフでもカンバーバッチがおどけたりふざけるのが良い味なんですよね。

ドクター・ストレンジみたいな天才肌だけど変わっている人っていうのがカンバーバッチのハマり役なんですかね。『イミテーションゲーム』のチューリングも方向性は全く違いますが天才肌で変わっている人の演技が良かったですし。

何人も主役級のキャラクターが出て来る話ではないので、結局ドクター・ストレンジに魅力を感じるかどうかがこの映画を好きになるかどうかだと思うんです。

私の場合は見事にカンバーバッチの演技にやられましたね。

魔術のビジュアルエフェクトも見応えあり

仕事帰りに行けるところという都合で2Dで鑑賞したのですが、本作は他のマーヴル映画にも増してビジュアルエフェクトに力が入っているので3DやIMAXだと湾曲する建物や空間の表現がもっと迫力あるんだろうなと思います。

日本公開時にも間違いなく3D上映はあるでしょうから是非3D、さらにもしあればIMAXで観るとより一層楽しめるはずです。

アイアンマンやアベンジャーズみたいにメカやヒーローがゴリゴリ戦ってカッコいいというのはないんですけど、魔術で街や空間を歪めるシーンは見ごたえがありました。

異世界をフラクタルで描くシーンや宇宙のような空間を表すシーンも、今までのマーヴル映画ではない趣でとても綺麗でしたね。こういったビジュアルエフェクトも本作の見所です。

日本公開は1月末ということで『ローグ・ワン』よりも後になるようですが、『ローグ・ワン』に押されず『ドクター・ストレンジ』の人気が出ることを願うばかりです。

あ、あとマーヴル映画おなじみのクレジット途中とクレジット後の映像もあるので最後まで席を離れないように。

マーベルかマーヴルか

それはそうと公式ではマーベルって書くのが正しいみたいですが、クセでマーヴルって書いてしまうんですよね。

検索対策とか色々考えるとマーベルの方が良いのかもしれませんが、マーヴルVSカプコンからマーヴルを知った身としてはこの「ヴ」が止められないんですよね。

ほとんど意地みたいなもんですが。

ちなみに、マーブルはチョコレートであり大理石なので完全に誤用です。

明治 マーブル 32g×10箱

明治 マーブル 32g×10箱