ゲインオーバー

MUGA, I am.

ストレングスファインダーを受けてみたら、すこしスッキリした

Mac Attack ふと思い立って、ストレングスファインダーをやってみました。テストを受けることで自分の強みが明らかになるというものです。

ストレングスファインダーという名前よりも「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」という本の方が有名かもしれません。

就職活動を始める前に自己分析の一環で学生が受けるとか何とか。

本を買わなくてもWebでテストを受けられる

結果表示が英語でもよければ、書籍を買わずともWebでテストが受けられます。ただし、受験料は15ドルなので「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」を買ってアクセスコードを手に入れた方が安く、特段の理由がなければ本を買って受けた方が良いです。

Webで購入する場合は「Gallup Strengths Center Store」から「TOP 5 STRENGTHS ACCESS」を購入、会員登録をすることで受験ができるようになります。なお、購入にはクレジットカードが必要です。

Webで申し込んでも、質問言語の選択で日本語を選べば、質問は日本語です。質問を訳せるんだったら結果も是非訳して欲しいと思わないでもないのですが。

こういう結果になりました

  1. Learner
  2. Significance
  3. Responsibility
  4. Intellection
  5. Individualization

それぞれの項目が意味するところを調べてみたら以下のとおりでした。「ストレングス・ファインダーの34の強み | 自己能力開発と才能の活かし方」より。

率直に、なるほど当たっているなと思いました。「Significance」って出てしまうのは恥ずかしい部分もあるのですが、近頃承認欲求足りてないかもしれないと。

Learner(学習欲)

学習欲を強みとして持つ人は、学ぶことが大好きな人です。 何に関心を持つかは人それぞれですが、それが何であっても学習への意欲の高まりがあります。 この学習への意欲は、その分野の専門家になるとか専門的な資格を取るとかいうことではなく、すなわち必ずしも成果を重要視しているわけではなくて、学習のプロセスを重要としています。 内容や結果よりもプロセスが大好きで刺激的だと感じます。 何も知らない状態から、着実で計画的なプロセスを経て学習し、復誦し、練習し、スキルを習得するにつれて活気づけられて自信が強まる、というようなプロセス自体を好みます。 職場においては、たとえば短期プロジェクトへの取り組みを依頼されて、短期間で多くの新しいことを学ぶ必要があり、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトに取り組まなければならないというような部署や環境で、能力を発揮していきます。 仕事で外国へ行くことがあるとすれば、本を買いインターネットを利用するなどしてその地方のことを調べます。 探究心旺盛で幅広く物事を知りたいというわけではなくて、幅が狭くてもより深く追求して知識を深めたいというタイプです。 仕事以外の日常生活においても、何かを学んでいないと落ち着かないという人が多いです。 仕事とは無関係であっても、興味のある何かの教室に通い、一生懸命覚え、少しずつ上達し、そして初心者のクラスから中級者のクラスに上がる、このようなことを楽しみとします。 特別に優秀だということではないでしょうけれども、スポンジのように吸収してくことができるのです。

Significance (自我)

自我を強みとして持つ人は、自分が優秀な人間であると人から認められたい願望を持っています。 目立ちたい欲望があり、認められたい、評価されたいと強く思っています。 目標を定め、成果を出し、地位を築くような生活を求めていて、この資質がより優秀な状態へと向上させることになります。 自分が成功者として尊敬されたいと感じているので、同時にそのような人とだけ付き合いたいと思っています。 自我の資質を持つある医師は、自分のことを患者には最高の医師だと思ってほしい、医学を教えるときには学生たちに最高の教育者だと思われたい、そして最も優れた教育者に贈られる賞をもらいたい、という願望が強く、自尊心も高いのですが、そのことによって常に緊張感を持ち、向上していくことができると言っています。

Responsibility (責任感)

責任感という資質は、自分がやると言ったことに対しては何でもやり遂げようという強い気持ちです。 この資質を持つ人は、それが完了するまでやり遂げることに心理的に拘束されますが、周囲の人は絶対的な信頼を持ちます。 責任感を強みとする人の良心、物事を正しく行うこと、倫理観などは高く評価され、絶対的な信頼と評判につながるのです。 けれどもこの強みを持つ人は、進んで事にあたろうとするあまりに、自分の範疇を超えて仕事を引き受けてしまう場合があるので気をつけなければいけません。 もしも何らかの理由で約束を果たせないときに、埋め合わせをしないことには生きた心地がしないほど不安になるからです。 謝罪では不十分、言い訳や正当化は問題外と考えてしまうのです。 この資質を持つ人がある会社に勤めていたときに、顧客に対する責任を主張したところ(それが会社の利益につながることではなかったので)、職業倫理と個人レベルの倫理観は切り離して考えるべきだという会社の考えに対して反感を覚えて辞職を決めてしまったくらいです。 大きな企業でそれなりの地位や収入があったにもかかわらず、そんな倫理がまかり通るような組織ではやっていけないと思ったからです。 会社を辞めた後、時給での(それもその金額は低いものでした)仕事にしか就けませんでしたが、少しの後悔もないと言います。 新しい責任を誰かに任せようとするとき、まず目を向けられるのは、この資質を持つ人でしょう。

Intellection (内省)

内省を強みに持つ人は、一人でじっくり考える時間が好きで、それを必要とします。 考えている内容がどのようなものかということはこの資質とは特に関係ないのですが、それが何であれ、単に考えることが好きなのです。 黙想し、内省するための時間としての、一人でいる時間を楽しむことができる人です。 刑務所に入った経験のあるこの強みを持つ人は、他のみんなが嫌がる独房に入ることを好んでいました。 みんなは孤独に耐えられなくなるのですが、一人でいることで気持ちが落ち着いて、いろいろなことを考えて力が湧いてくると言っていました。

Individualization (個別化)

本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察し、把握することができる人です。 ですから一人ひとりの最も良いところを引き出すことができます。 一人ひとりが持つ個性を大切にし、逆に人を一般化する、類型化することを嫌います。 この資質は、生産性の高いチームを作ることに役立ちます。 重要視するのは組織構造や作業手順などではなくて、チームのスタッフが各々得意なことを発揮できるような役割分担や配置です。 あくまでも個性を大切にします。 部下に対しても、なるべく言葉をかけて様子を聞いてあげるのがよい部下と、話し合いの場を持つのを好まない部下とで、やり方を変えて接することで、彼らの意欲を引き出すようにすることができます。 実際に、この資質を持つインテリア・デザイナーは、クライアントのタイプや生活様式を把握して、仕事に活かすことができます。 個別化の資質を持つ人は、相手にぴったりの誕生日プレゼントを選ぶのが得意です。

近頃、なんだか楽しくなかった理由が一つ分かった

ストレングスファインダーのテストで「学習欲」が一番になったのは、とても腑に落ちました。学習が好き・得意っていうのは今まで言ってこなかったけど、分析や判断をするにしても情報収集の段階の方が好きだし、新しく何かを知ることへの満足感が高いんだなと。

でもって、近頃あまり楽しいことがないのもこの学習欲で説明がつくと思っています。

実は海外赴任してから、住んでる地域が面白みのないエリアで圧倒的に情報量が少ないく、生活にも慣れてきてしまって、私生活で発見があまりありませんでした。まあ仕事でも全然ないんですが。日本に居た頃は少なくとも、私生活は変化や発見に富んでいて楽しかったんです。

気軽に会って話す友人も周りに居ない、何かをするにしても物価高と語学の制約があるという状況で、新しく何かを発見、学ぶことがなかったのが、知らないうちにストレスになっていたのかなと思いました。

語学の勉強は知識が得られるわけではなくて、ほぼ筋トレの領域なので正直面白くないので、ビジネスでもテクノロジーでも興味があることの勉強をきちんとやろうかなと。

こっちに来てからは前に作ったアプリのバグ修正を調べながらしている時がとても充実した時間だったし、また新しいものを作るのも楽しいかもしれません。

という具合に、ストレングスファインダーのテストを受けて気がつくこともあるので、定期的に、あるいは何か壁にぶつかった時に受験してみるのも悪くないと思いました。