どうして老人には髪を紫色に染めてる人が多いのか
どーも、まだまだ髪は黒々と生えているMUGA(@muga_over)です。
浜矩子をテレビで観て、相変わらず紫色の髪はインパクトがあるなあと思ったのですが、浜矩子に限らず上の世代では髪が紫色という人を一定数見るような気がします。
そこに何か理由があるのではないかと調べてみたら、ただオシャレなだけじゃない、合理的な理由がありました。
白髪は真っ白ではなく、ちょっと黄ばむことがある
調べたところ白髪ってのは黄ばむこともあるみたいで、何らかの原因でメラニン色素が髪に残った場合にそうなるみたいです。
日本人の髪の毛は黒褐色系のユーメラニンと黄赤色系のフェオメラニンという色素がの割合が20:1だといわれており、加齢などの理由でユーメラニンの生産が停止してもフェオメラニンの生産が残っている場合には髪の毛が薄い金髪になったり、うっすら黄ばみが残ったりするんです。そこに薄い紫色を入れてあげると白が鮮やかに出るんです。 白髪を紫に染めるのは、実は理にかなった方法なんです。(その2) | 普段美 [Fudan-bi]全国 特集
人種によっても差があるようですね。
補色の紫を入れることで、黄ばみが目立たなくなる
で、この黄ばみを目立たなくする効果があるのが、黄色の補色である紫色の髪染めなんですって。
補色というのはこのチャートで円の反対側にある色のことで、二つを適量混合して光を当てると白に見える色のことです。
ただ、紫色を濃く入れると完全に紫になってしまうので、黄ばんだ白髪には薄めに紫色を入れる必要があるみたいです。
浜矩子の場合は白髪の黄ばみ対策というよりも紫が好きだからなんでしょうね、きっと。
紫色に染めるのはその人の趣味というだけではなく、こんな合理的な理由もあったんですね。なるほどね!