ゲインオーバー

MUGA, I am.

お受験というものはお金がかかるものらしい

週刊ダイヤモンドの最強の塾&予備校特集を読んでお受験の現状が驚愕だったので、少しご紹介。中学受験の動向は何となく掴んでいたのですが、小学校受験の記事の月謝が衝撃的でした。。。

週刊 ダイヤモンド 2012年 2/25号 [雑誌]週刊 ダイヤモンド 2012年 2/25号 [雑誌]


ダイヤモンド社 2012-02-20

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小学校受験の費用にビックリ!

記事には伸芽会という塾の料金形態について書かれていました。

伸芽会の他にも、ジャック 幼児教育研究所ICEこぐま会などのお受験塾が有名みたいです。ホームページも色々と見て回ったのですが、どこも料金を載せていなくて資料請求・問い合わせが必要でしたので、比較は出来ませんがどこも似たようなものなのでしょうか。まあ、富裕層以外が行ける場所ではないし子どもいないからそもそも僕には関係ないのですが。。。 さて、記事には以下のとおり書かれていました。

 年長児コースの場合、基本となる合格総合コースが月6万7200円。これにオプションとして特別クラスなどを組み合わせると、月謝は20万円をこすこともあるという。伸芽会の親会社であるリソー教育の岩佐実次会長は「年間平均で140万〜150万ほどかかる」と明かす。  そのため、伸芽会がターゲットとして狙いを定めているのが、こうした高額費用が家計の大きな負担とならない都市部の富裕層だ。  伸芽会に子どもを通わせている親の世帯年収は2000万円以上が多いという。

年間で150万円かかるとなるとそりゃやっぱり世帯年収も多くないと土台無理ですよね。。。あー、富裕層恐ろしい。

自分だったら将来的にこれくらいの額は出せないし出さないなと思ってしまいます。

大学の学費は文系であればだいたい100万円下回ってこれよりも低いわけで、高等教育が受けられる割にはかなり安くできてるんだなという風にも考えました。

さらに幼稚園の前段階でも、伸芽'Sクラブ[しんが~ずくらぶ]という超リッチな託児所保育があるみたいです。

 伸芽'Sクラブの料金水準は、長時間保育ということもあって、伸芽会よりもさらに高額だ。  1歳児で集5日×10時間預けた場合、月額23万6250円にもなる。オプションで追加授業などを受けると、年間で1人当り180万〜250万円もかかるという  ただし、託児所にいながら乳幼児の保護者に人気の習い事(図2−9参照)までできるのだから、費用対効果は意外と高いのかもしれない。

教育の費用対効果の測定は、複合的な環境要因が関わるので客観的な判定ができず非常に難しいことだとは思いますし、良い小中学校に行くことがどこまで子どもの発育に影響を及ぼすのかは議論があるところでしょうが、この加熱っぷりはすごいなと改めて思います。

少子化と言えど、あるいは少子化だからこそ教育に対する熱量があがってきているんですかね。

というわけで、読んでて驚きの連発だったので普段はサラっと立ち読みなのですが今回はじっくり読んでしまいました。あ、雑誌には塾業界全体の話も載っていましたよ。