2012年に観た映画を振り返って、個人的ベスト5を決めてみた!
2012年も終わりということで、今年観た映画を振り返ってみると、40本ほど観ていたようです。自宅で観たのを除いて。
週1本ペースで観たいという目標は達成できませんでしたが、そんなに観たんだっけという気もしてあんまり記憶してないなと。
ただ、ブログで記録を付けていると振り返る時に助かりますね。
というわけで、ランキングしつつ振り返ります。
第5位 ものすごくうるさくてありえないほど近い
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 | MUGA.me
観終わった直後はあんまり良いと思えなかったのですが、この前WOWOWでやっていたのを観ると良かったなあと改めて感じています。
自閉症の少年の感情の機微と言いますか、揺れ動く気持ちに切なさや応援したくなる気持ちが混ざり、暖かい気持ちで見守る気分で観ることができました。
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第4位 アーティスト
サイレント時代に隆盛を極めた映画製作者が、サイレントがトーキーになる過程で翻弄されるも、映画を作ろうとして模索し最後には一つの答えを見つけます。
そうしたストーリーが、トーキーが前提の現代でサイレント映画として作られるという二重構造は考えるとよく出来ています。
現代だとこれが既存の映画から3D映画への移行を牽制しているのかと考えられなくもなかったんですけど、結局3D映画ってスタンダードではなくアトラクティブな別の要素として落ち着きましたね。
ハリウッドのアクション大作などでは3D上映も定番になってきましたが、3Dだから凄いとか3Dだから良いみたいな映画は結局出てきてませんし、表現が変わったとかそういう話でもなく、あくまで新しいアトラクションとして現行の映画と併存していく状態に落ち着いたように感じます。
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第3位 ホビット
『ホビット 思いがけない冒険』、良かったです! | MUGA.me
ハリウッドの大作で3D映像が凄いって宣伝文句はあまり聞かなくなりましたが、ホビットは3D映像凄かったですね。
生い茂った森や暗い洞窟など中つ国の世界がスクリーンの中に広がっていて、ゴブリンやオークも臨場感、存在感がありましたし、映像としては申し分なかったです。
完成度高いなと。
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第2位 スカイフォール
『007 スカイフォール』を観てきましたよ | MUGA.me
タマフルで歌丸も絶賛していましたが、アデルの曲とオープニングのアバンが最高ですよね。
一つの007作品でありながら、007シリーズを総括するような内容でもあり、007の再生が描かれていました。これもそういう意味では二重構造になっています。
ちょっと暗めのストーリーかつ、007的なセクシーなかっこ良さには乏しいのですが、無骨な007の内面に迫る物語は重々しくもグッと来るものがあります。
うーん、スカイフォールはもう一回劇場で観たいですねえ。
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第1位 アルゴ
いやあ、アルゴは伏兵という感じで、興行的には振るわなかったようですが秀作でした。
フィクションの映画を撮影するフリをしてイランから外交官を脱出させるという、それこそフィクション的な本当の話が、映画化されるという、フィクションの多重構造です。
本当の話ではあるものの、映画用に脚色はされていて、より映画的なドラマティックさが強調されています。これもフィクション要素を強めて、二重構造をより強固にするためなんでしょうかね。
とにかく、アルゴは今年一番でしたよ!
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番外 サウダーヂ
一番良かったんですけど、圧倒的に一番良かったのと、2011年の映画ということを鑑みて、ランキングには入れず番外ということで書いています。
今の日本にある色々な問題が、ありえないほど近く描かれていて、考えさせられるテーマが多いですし、映画としても面白いから最強です、ええ。
今年も1年ありがとうございました
その他で良かったのだと、MIB3、アイアン・スカイ、テルマエ・ロマエあたりでしょうか。
MIB3はシリーズを通しての一番良いストーリーでしたし、アイアン・スカイはこれこそB級映画って感じで楽しめましたし、テルマエ・ロマエは残念な部分も多いもののローマのセットは圧巻ですし邦画としては良かったかななんて。
来年はどんな映画が待っているのか楽しみです!
というわけで、これで2012年最後の更新となりますが、来年も引き続きMUGA.meをよろしくお願いします。