ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

観てきました!麒麟の翼



麒麟の翼

麒麟の翼」を観てきました。TV版も小説も一切手をつけていませんが、概ね楽しめたので以下感想です。

手に汗は握らないサスペンス

基本的に物語は、捜査→推理→新しい可能性に気付く加賀→警察幹部が真犯人捜査を指示→捜査→推理→・・・と言った具合に淡々と進んでいくので手に汗を握ることはありません。穏やかかつ静かに進んでいくサスペンスで謎解きの部分も捜査でどんどん新証拠・証言が掲示されていくだけで盛り上がりに欠けるというのが正直なところ。落ち着いて観られると言えばそうかもしれないけど。。。

田中麗奈演じる看護師がちょっとアレ

TVの特別番組には登場していたらしいのですが未見のため、田中麗奈演じる看護師の役どころがよく分かりませんでした。お節介だと自分で言い張るのはいいんですが、患者が診察来なかったからってその患者の家まで行って説教垂れようとするのは違和感しか感じませんでした。さすがにないって。。。というか、看護師自体登場の必要がないんじゃないかというくらいで。この役は、加賀が地震父親の死に向き合っていない、事件で死んだ人と同じように考えている節があるところに対して説教を垂れるところに意味があるには違いないのですが、その認識の変化・成長が特にストーリーに関係してくるわけでもなく(謎解きにもそこまで関係なく)、余計だったように思えてなりません。あとポスターのみ登場の向井理も無駄遣い感ありますね。

悪くはないんだけど

とあることで事件が振り出しに戻るのですが、それが「もっと早い段階で確認しとこうよ!」っていう程度の情報で、いくらなんでもなあと引っかかってしまいました。事件が振り出しに戻ってからの後半の展開はテンポこそイマイチだけど、ストーリー自体は救われない感じも含めて好きなので、ここでのつまづきがなければなあと思わずにはいられません。被害者の家族の描写だったり、工場での問題だったりはどこかステレオタイプ感があるとは言え、登場人物の憂いが描かれていたと思います。

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東野 圭吾

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