ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』



映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』公式サイト どうでもいいんですが、URLがめちゃくちゃ長い。 http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/

あらすじ

愛の父を失った悲しみから逃れられない少年オスカーは、 父が遺した一本の鍵にメッセージが込められていると信じ、ニューヨーク中の鍵穴を探す旅に出る──大切な人を失った悲しみ──誰にでもいつか必ず訪れるそのことに、人はあまりにも無防備だ。覚悟した別れでも受け入れがたいのに、ましてそれが突然で理不尽な別離だとしたら──。オスカーと父は、親子であると同時に親友だった。父は少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカーを、その個性を壊さずに導いてくれる頼もしい師でもあった。そんな二人を優しく見守る母。ところが──9.11が最愛の父を奪ってしまう。オスカーは父が遺した一本の鍵に、最後のメッセージが込められていると信じ、鍵穴を探す旅に出る。鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏”を訪ね歩くオスカー。やがて謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人をつなぐ大きく温かい輪になっていく。ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだが──。

このあらすじは公式サイトに書いてあるもので、「少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカー」という表現になっていますが自閉症気味にオスカーは描かれていると思います。字幕では断定は避けていましたが、英語ではこのあたりどうなんでしょう。というわけでして、観るにあたって予備知識があった方が入りやすいのかなと感じました。 自閉症 - Wikipedia アスペルガー症候群 - Wikipedia

感想

観ていて多少なりグッとくるシーンはあったのですが、こういう感動系の映画があまり得意じゃないのもあり、思い出すと書くようなことがありませんで。。。9.11による父親の死、自閉症気味な少年の成長、母親とのすれ違い、父親の残した鍵に合う鍵穴を探す旅、一緒に来る口のきけない老人、旅で出会う人々の温かみなどなど描かれている内容はどれも綺麗で、父を失った主人公のオスカーはもちろん、夫を失った母親、何かを失った謎の老人も含めて、喪失感を感じながら生きていく姿はとても痛々しく涙モノでそこから回復していく様はさらに感動的です。安直ではありますが、日本でこの構図を置き換えるなら間違いなく東日本大震災になるんだろうなと。もしそのようなものが作られたとして、果たして日本の映画界では数年後にこうした物語が受け入れられるようになるのでしょうか。 で、率直な感想を言うと、9.11にまつわる事柄に対する知識が乏しいのとオスカーの不器用さについていけなかったのがあって僕はあまり楽しめませんでした。オスカーが抱えている不安やトラウマが語られていくごとに理解できるようにはなりましたが、どうしても最後まで感情移入できませんでした。。。むしろ母親の方にグッときたところはあったのですが。 観終わった後はどこか気持ちが穏やかになったんですけども、一つ確かなのは今の自分にこういう感動成分が必要なかったということでしょうか。また時間が経ったら観てみたいなと思います。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ジョナサン・サフラン・フォア,近藤 隆文

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