ゲインオーバー

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観てきました、『ドラゴン・タトゥーの女』



観てきました、『ドラゴン・タトゥーの女』。生涯無料キャンペーン開催中の新宿バルト9まで行ったのですが日曜日はあんなに混むんですね。やはり映画は平日に観るものだとつくづく思います。さて、以下感想。

ストーリー

ストーリーは、誹謗中傷を書いたとして裁判で負けた記者ミカエル(ダニエル・クレイグ)が、とある富豪一族の長から昔失踪した一族の女性、ハリエットの事を探るように依頼され真相に迫っていくというもの。と、社会不適合者だが極めて優秀な調査能力とITスキルを持つ調査員リスベット(ルーニー・マーラ)にまつわる話。この2つの物語が交互に描かれ、中盤で二人が出会い、協力してハリエットについて調査をしていくのが核のストーリーとなります。そしてその後はミカエルの裁判の件が回収されて、クライマックスに向かいます。

みどころ

オープニング

第一のみどころは間違いなくKaren O with Trent Reznor and Atticus Rossによりカバーされた『移民の歌』が流れるオープニング。この映画のおどろおどろしさとかっこ良さがギュッと詰まっているように思います。映像は悪いのですがYouTubeに上がっていました。映画館で聴くと本当にコレだけでアガリます。

可愛いリスベット

タトゥーにピアスだらけでビビってしまう出で立ちですが、ルーニー・マーラが可愛いのと、彼女にまつわる物語がグッとくるところもあってリスベットが大好きになります、なるはずです。人によっては性・暴力描写がアレだったりして生理的に無理だということもありそうですが、魅力的なキャラクターであるのは間違いなくみどころと言っていいと思います。

感想

リスベットを好きになれるかなれないかでこの映画に対する感想は変わってくると思いました(最後の描写も含めて)。背景が描かれキャラ立ちしているのが登場人物の中でも彼女くらいで、タイトルにもある通りこの映画はリスベットありきです。ただ、ハリエット絡みのストーリーだけを追っても十分に映画は楽しめます。そうなるとリスベットが、ただの凄腕調査員・良き相棒としてそれほど重要じゃない立場になってしまいます。というわけで彼女のことを好きにならないと前半の半分くらいとクライマックスが不要なんじゃないかという気がしてこないでもありません また、話の内容はのめり込めると言うよりも、一定の距離を保って不思議な事件・登場人物を眺める趣があるため驚きや盛り上がりはあるものの、淡々としています。麒麟の翼ほどじゃないのですが。この物語の裏にある宗教、歪んだ性愛、大企業の闇、裏金、病んだ心などなどの問題を考えながらだとより一層楽しめるのかもしれませんし、そういった問題が部分部分で描かれていると感じました。調べると原作小説でもこうした問題が書かれているようなので、考えながら観るのがオススメです。

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