ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

SFC-IV インキュベーション



異端の系譜―慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (中公新書ラクレ) 異端の系譜―慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (中公新書ラクレ)
中西 茂

中央公論新社
売り上げランキング : 130756

Amazonで詳しく見る

僕のSFCに対する印象を思い返すと、中学受験の時は中等部、普通部よりもお金がかかる、帰国生入試があるという程度の認識で、大学受験の時は藤沢は遠い(ちなみに駅で言うと藤沢というよりも湘南台です)という理由で受験する気がありませんでした。 決して僕の考えが一般的だとは思いませんが、SFCとその他キャンパスの慶應は別物と考える人は多いはずです。それは「異端の系譜」と本書のタイトルにもある通り慶應にとってSFCが本流ではない現状があるからです。 しかし本流でないとは言っても道を外れているわけではなくむしろ一歩先を行く大学としてその存在を知らしめています。

旧来の大学では新しい問題発見解決型の教育に対応できないということで作られたのが20年前。ゆとり教育や就職活動予備校としての大学が批判される中で、今まさに求めれているのが問題発見解決型の教育であることは間違いありません。 20年も前から問題発見解決を標榜しているSFCがさらに先を行く形で今注目を集めているのがおそらく、慶應藤沢イノベーションビレッジでしょう。

慶應藤沢イノベーションビレッジとは

事業案内|慶應藤沢イノベーションビレッジ:中小企業基盤整備機構

SFC-IVは、新事業の創出・起業に取り組む方々、特に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)を始めとした大学発のシーズの事業化を支援する施設であり、学生、大学研究者による起業、大学連携により起業を目指す中小企業又は、第2創業を目指す中小企業などの方々を支援します。

起業家、ベンチャーのインキュベーションを目的として作られたもので、学生や卒業生に向けてオフィスを安価で提供しビジネス面でのサポートもしている施設です。 今は東大でも早稲田でも他大でもインキュベーションが行われていて産学連携、研究をビジネスに繋げることに各大学が動いているようです。 産学連携プラザ インキュベーションルーム | 東京大学 産学連携本部 早稲田大学 産学官研究推進センター

SFC-IVの企業

  • パンカク



株式会社パンカク iPhoneアプリを作っている会社で、自社オリジナルのゲーム以外にも外注でゲームを製作しています。SUUMO JUMPなんかもここが作っているみたいです。SUUMO可愛いよ、SUUMO。

  • 音力発電



株式会社音力発電 : soundpower corporation. 話し声、騒音、振動をエネルギーに変える技術をもとに新しいクリーンエネルギーを提供していくそうです。高速道路に装置を仕込むことで車が通るだけで発電できるって、その発想はなかったわと言いたくなるくらい素晴らしいアイディアです。

  • ユーザーローカル



株式会社ユーザーローカル User Local,Inc. なかのひと、TwitTraqで有名ですね。アクセス解析の有料ツールも販売していますが、アクセス解析は今後まだまだ伸びそうな分野なので注目です。

今後こうしたインキュベーション発の企業が増えていくことで、研究とビジネスが繋がるのはもちろん学生の学習に対するモチベーションが上がれば面白いですし新しいですね、 大学が座学で講義を聞いて学ぶだけではなく実際の活動を通して学べる場にどんどん変わっていくような未来が想像できました。