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ゲインオーバー

MUGA, I am. 映画のことや英国のこと、加えてゲームやテクノロジーも。気になることを気侭に記していくブログです。

Amazon.co.jpのAmazonプライムは他国と比較しても圧倒的に破格でお得

日記


元『Top Gear』の面々が、引き続き『Top Gear』のように車紹介を行う新番組『The Grand Tour』がAmazonで先日配信されたので、今日観ました。

3人がクビになった話で自己紹介して始まるオープニングは笑えて、車の紹介コーナーも今までどおりか、それ以上のクォリティの映像で大満足の出来でした。

私は英国に居てAmazon.co.ukのプライム会員になって視聴したわけなんですけど、日本でも同様にこの番組は観られるんですよね。

で、その時に「日本のプライム会員って確か3,900円だったよなあ。英国だと年間10,000円以上払ってるんだけどサービス一緒なのか」と思って、今回各国のAmazonプライムについて調べてみましたよ。

各国のAmazon Primeサービス比較

Amazonの売上に占める国別の割合が多い、米国、日本、英国、ドイツの4ヶ国で比較してみたのが次の表です。

日本 米国 英国 ドイツ
無料配送オプション
プライムビデオ
プライムミュージック
プライムリーディング※1 × × ×
Kindleオーナーライブラリー
Audibleチャンネル※2 × × ×
Twitch プライム※3 ×
写真ストレージ
セールへの早期アクセス
会費 3,900円/年 約14,500円/年(10.99ドル/月) 約13,400円/年(7.99ポンド/月) 約5,900円/年(49ユーロ/年)※4

(1ドル=110円、1ポンド=140円、1ユーロ=120円で計算)

※1 Kindle Unlimitedと重なる部分もあるようですが、冊数が少ないためKindle Unlimitedのお試し版と考えるのが良さそうです。

※2 AmazonのオーディオブックAudibleにあるチャンネルを無料で聴くことができる。

※3 過去にAmazonが買収した、ゲーム配信サービスTwitchが広告無しになり、一部機能を無料で利用できる。

※4 1年目のみ49ユーロで、2年目からは69ユーロ(約8,300円)。

プライムリーディングとAudibleチャンネルは米国だけですが、この2つはまだ始まったばかりですし、Amazonの売り上げ比率、そもそも拠点が米国であることを踏まえて最初に米国で導入しているのが理由かと思います。

Twitchプライムは日本以外で提供されていますが、日本でのゲーム実況がニコニコとYouTubeメインである現場を考えると、日本でTwitchプライムがウケるとも主会えませんし、こればっかりは仕方ないのかなと。

というわけで、このあたりの細かな差こそあれ、Amazonプライムで提供されているサービスは基本的に世界共通であることが分かりました。

にもかかわらずプライム料金の大幅な違いが見て取れ、米国と英国は日本の3〜4倍、ドイツは1.5倍となっています。日本安すぎ。

Primeビデオで観られる本数

  • 米国 29,432本
  • 日本 18,893本
  • 英国 16,642本
  • ドイツ 17,669本

米国が群を抜いて多いですね。ラインナップも米国だけ(良い意味で)おかしくて、『インターステラー』とか『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』とか最新作品が紛れ込んでいます。羨ましい。。。

さらに各国で提供されている動画をざっと確認してみると、以下のような傾向が見て取れます。

日本 米国 英国 ドイツ
映画
海外ドラマ
オリジナルコンテンツ

日本はアニメや日韓ドラマなど他国にはないコンテンツが多く提供されていて独自路線であることが伺えました。詳しくはAmazon.co.jpのPrimeビデオリストを見てみてください。

英国は観られる本数が日本以下なのに、会員料金は米国に寄せててふざけてるのかな?ぷんぷん。

配送オプションの違い

プライム会員になることで、日本だとお急ぎ便、当日お急ぎ便、時間指定が無料になります。

米国、英国、ドイツでもお急ぎ便に相当する、1 or 2 Day Deliveryというサービスがあります。その上で特定の大都市であれば、当日や数時間以内での配送が利用可能なようです。このあたりは日本も変わりませんね。

ただ、他国の場合は時間指定のオプションは見当たりません。と言うか、そもそも配送業者が時間指定なんてサービスを行っていないんじゃないかと思います。少なくとも英国内でそんなサービスは聞いたことがありません。

配送オプションの細かい差はありませんが、ここがおそらく会員料金の違いに関わってくる部分です。

と言うのも、特に米国では配送が遅いのが当たり前。そもそも大きいですし。普通に配送したら4、5日は掛かるところを2日で届けるので、その分料金が高くなるという事情のようです。

英国も、郵便料金は安いものの、段ボールになると料金がそれなりに掛かる、かつ即日は届かないのでお急ぎ便は高くつくのかもしれません。

日本のAmazonプライムは割安(主に配送料が安いせいで?)

今回はAmazonプライムの各国の状況について調べました。

各国でのサービスはあまり変わらない(プライムビデオの充実度には差があるものの)。それにもかかわらず価格差は大きい。その価格差は(おそらく)各国の配送事情が理由。そんなわけで日本のプライム料金が他国に比べて安い。

ということが言えると思います。

その配送料に関しては、先日ヤマト運輸がAmazonのせいで仕事が増え、現場が苦しくなっている状況も先日明かされました。

www.bengo4.com

こうした現状を聞いた上で、上記の価格差を見ると、日本のアマゾンプライムの価格は安すぎ。安さの秘密が配送料のダンピングにあるのだとすると、日本の配送業のサステナビリティのためにもプライム料金だけでも高くなるといいなと思います。

海外に合わせる形で料金が上昇する計画もあったりするのでしょうかね。その場合はAmazonが得するだけではなくて、配送業者にも還元されることを願うばかりです。広告でも配送をアピールしてるわけですし。